低用量ピルは保険適用外薬品になるの?

2019年08月08日
微笑んでいる女性

現代の日本国内では国民全員が保険料を納めることによって、体調不良によって病院を受診した際の患者負担を減らすという健康保険制度が施行されています。
これによって風邪やインフルエンザ、骨折といったような体調不良は3割の負担だけで治療できるようになっているのですが、しかしこの保険は全てのものに対して適用されるわけではありません。

では低用量ピルは保険適用外薬品なのかというと、これは避妊目的で処方される場合は保険適用外薬品として扱われることになります。
これは「避妊」という目的が体調不良に起因するものではなく、あくまでも個人の生活の為に自由意思で採択されるものだからです。
同じく病院で受ける医療行為でありながら保険適用外薬品の処方が行われる物としては、美容関係のものなどがあります。
ただ低用量ピルがそうした分野と異なる点となるのが、低用量ピルの処方が体調不良の治療に必要だと判断されるケースがあることです。

これはどういった状況なのかと言うと、月経困難症として診断がされた場合です。
この場合は病院による治療行為が無くては健康な状態に回復させることが出来ないと判断され、そこでは「超低用量ピル」と呼ばれる医薬品が、保険の適用対象として処方されることになります。
用途が月経困難症の治療薬であるため、厳密に言えば避妊目的で使用される低用量ピルとは異なるのですが、基本的な仕組みとしては通常の低用量ピルと変わりがないため、避妊の効果も副次的にではあるものの期待することができます。
ただしかし、こうした医薬品に関しては病院が必要であると判断された場合にしか処方されないものですから、単純な避妊目的で低用量ピルが欲しいという場合には原則として自己負担になると覚えておきましょう。